放送作家に学ぶ、採用されるプレスリリースの6つのポイント

前回に続き、情報発信力UPセミナー第2回「放送作家から学ぶ戦略的PR講座」から、情報発信のポイントをお伝えします。

講師は、放送作家・戦略的PRコンサルタントの野呂エイシロウさん。
今回の記事では、どんなプレスリリースが採用されるのか、ポイントをギュッと凝縮してご紹介します。

採用されるプレスリリースの6つのポイント

①何の取材ができるのかをはっきり

プレスリリースには、何が取材できるのか、はっきりと打ち出すことが大切です。

社長インタビューができる、商品が試食できる、デモ機を用意している、開発の裏側が見られるなどなど。プレスリリースが届くだけで、メディアに露出できるわけではありません。

②番組をよく見る

どの番組のどのコーナーに取り上げてほしいのか。番組をよく見て、番組の構成通りにプレスリリースを書いて送ってみると、採用される確率もUP!番組だけではなく、コーナーごとに送ると、チャンスも広がります。

普段、何気なく見ているテレビ番組や雑誌も、自社のこの商品やサービスなら、どう取り上げてもらえば面白いか、常に考えながら見ていくと、また違う視点から商品やサービスを見直す機会にもなりそうです。

放送作家、ディレクター、記者だったらどうだろうという気持ちで考え、リリースはコーナーに合わせて書き換えないといけませんよ。イケルと思ったら、すぐにアクションを起こしてください。

③雑誌や新聞に掲載される

まず目指したいのは、地元の新聞や地域のタウン誌などに記事が掲載されること。小さな記事が大きな1歩となります。

もちろん全国を見ても他社にないものであれば、全国誌もターゲットになります。「日経MJ」や「DIME」「日経トレンディ」など、新商品の情報を扱う新聞、雑誌は狙い目。

さらに、主婦層を狙ったテレビ番組で参考にするのは、スーパーのレジ前で売られている雑誌だそうです。早速、スーパーでチェックしてみましょう。

テレビ番組の情報収集で参考にされるのは、新聞や雑誌なのです。

④キーワードで連想ゲーム

季節や社会の動きに合わせて、キーワードの連想ゲームをしてみましょう。クリスマスは?お正月は? 冬のおいしい野菜って何?どんな食べ方がおいしいの?

最近話題のキーワードではどうでしょうか? オリンピック、地方創生、ものづくり日本から、自社の話題と共通することはありませんか。

⑤A4横書き、文字は12ポイントで

前編でもありましたが、書類は重要です。A4タテで、文字は横書き12ポイント程度がベスト。中には思いの丈と、写真を入れ、雑誌や新聞の切り抜きも併せて紹介します。

企画書はカラーで、すぐに会議に出せるよう2部送るのがいいのだそう。

会議では白黒コピーの資料を回すので、白黒でも見やすいように確認しておくと完璧です。

月刊誌は3カ月前、週刊誌は1カ月前、テレビは2週間前に会議があるのが目安です。月刊誌を見据えて、常に3カ月前にリリースを出すことを意識しましょう。

⑥リリースはどんどん出す

自分の会社に新しい話題、みんなに知らせたい商品があれば、まずは電話してみること。

地元のNHKに取り上げられ、その後、全国ニュース、さらにクローズアップ現代に取り上げられた会社もあるとか。中には大好きな芸能人に会うために、毎週、手紙を送り続けて成功した人もいるそうです。モチベーションが大事ですね。

でも、なかなか電話する勇気がなくて・・・。そういう場合は、郵送で送りましょう。その際に意外と重要なのが、書類の見やすさ。

折り曲げた紙を入れたりしたらダメですよ。A4サイズの封筒で、丁寧に手書きで書いて送る。人間なので、手書きだといいなぁと思うんです。

今は、さまざまな取材方法があるので、地方だから取材は無理ということはありません。中国やインド、アメリカの会社は電話やメールで、どんどん売り込みをかけてくるそう。そう聞くと、出さない手はない!と思えてきます。

みなさんも、まずは1枚のリリースから始めてみましょう。

寄稿:川越 祐子

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